【EDH】血の暴君、シディシ 最終版?
2014年12月15日コメント (3)前回の更新から回してみて色々と足りない部分が見えたので、更に改良。
恐らくこれが最終形になるんじゃないかな。
後は細かいところを入れ替えて遊ぶ感じになるんじゃないかなと思います。
それではリスト↓
TEAM Y’sでのリストはこちら。
http://teamys.net/top/deckall.php/EDH/1/787398/
前々から記載していますが、コンセプトは「殴りながらコンボを狙う」。
その為コンボに頼らずともそのまま殴り抜けることもしばしば。
シディシが登場する前のBUGカラーの統率者というと《擬態の原形質》がいました。
どちらも墓地に関することは類似していますが、前者は墓地を肥やすこと、後者は墓地にあるカードを利用することをより得意とする感じですね。
そこでシディシの能力を生かしつつ、《擬態の原形質》との差異化を図るには何がいいか、と考えたところで「コンボだけに特化させず、普通に怪獣大決戦も出来る」に決まりました。
(怪獣大決戦と言えるほど大型生物いないけど)
そのため、コンボへの依存度を下げつつ、普通にコンバットもこなす。
結果としてそのことがコンボを生かすことにも繋がっているかと思います。
コンボが勝ち筋だと相手からすればその1本の綱を潰せばいいだけなので、非常に対処しやすい。
しかし、通常戦闘でプレッシャーをかけてあげれば、相手はそれに対処せざるを得ません。
特に青系のデッキとやり合うと、空中戦(ここでの空中戦はいわゆるソーサリーやインスタントなどの応酬です)には滅法強いものの、地上での通常戦闘(生物同士の戦闘)にはからっきしというデッキも多いように感じます。
シディシの強みは積極的に地上戦を展開することで空中戦の間隙を作りだすことにあります。
相手が空中戦を得意とするならば、それに無理して付き合わず地上戦でライフを狙えばいいだけなので。
そんな地上戦を支えるカードがこれ、《孔蹄のビヒモス》。
これのおかげで地上戦を得意とする相手でも、その城壁を超えて相手のライフに乗り込んでいけます。
○搭載コンボについて。
・おにぎりシュート
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》+《ファイレクシアの貪り機/Phyrexian Devourer》+《トリスケリオン/Triskelion》
言わずと知れたわかりやすいコンボです。
《生き埋め》からの釣り竿で簡単に成立。
初手に《吸血の教示者》と《生き埋め》or釣り竿カードがあれば再序盤にフィニッシュも可能です。
デッキの総マナコストは233。ライブラリーの残り枚数にもよりますが、十分他の3人のライフを消し飛ばせると思います。
このコンボの強みは、場には《壊死のウーズ》だけあればいいこと、そして何より一度コンボが成立すれば刹那でもない限り妨害されないという点にあります。
・ミケトリ
《トリスケリオン/Triskelion》+《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》
こちらもお馴染み、ミケウスが場にある状態でトリスケが1点どこかに射出、残り2点を自身に打ち込むことで不死が誘発、場に戻り1点射出・・・の繰り返しで全てのライフをゼロに出来ます。
おにぎりシュートがライブラリーの枚数次第では不確実であるのに対し、こちらは決まれば完全にゼロまで持っていきます。
ただし上記と違い、《トリスケリオン》の射出スタックに合わせて《不浄なる者、ミケウス》を除去されるだけで、簡単にループがストップします。
《犠牲》が撃てる状況でどちらも墓地に落ちていればすぐにコンボがスタートできます。
特に《トリスケリオン》は上記のおにぎりシュートのパーツでもあるので早めに墓地に落としておくといいでしょう。
逆にどちらもデッキにある場合では、《中心部の防衛》からコンボを始動できます。
このコンボは「2枚そろったので勝ちでいいですか」と簡単に言ってしまうのではなく、誰が除去を握っているか、誰が妨害をしてくるかというのを考えたうえで
「あいつから先に退場させるよ」「あいつのあのクリーチャーだけは始末するからそれまでは妨害すんなよ」くらいの政治力は出していきましょう。
・無限マナ&無限ブリンク
《流浪のドレイク/Peregrine Drake》+《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
2枚で無限マナと比較的分かりやすいコンボ。
分かりやすいため対処は非常に楽である。
しかし、この2枚の強みはこのコンボだけでなく、デッキのあらゆるカードとのシナジーが期待できることですね。
《流浪のドレイク》は《アガディームの墓所》と組み合わせることでマナを増やすことができ、《狙い澄ましの航海士》はデッキのあらゆるCIPクリーチャーを生かすことが出来ます。
なので無限マナコンボというよりも、「《狙い澄ましの航海士》と愉快な仲間達」って感じですね(ぇ
このデッキのCIPクリーチャーが上のコンボに絡むと以下のことが発生します。
+《ウッド・エルフ/Wood Elves》=ライブラリーの森を全て出せる。
+《再利用の賢者/Reclamation Sage》=エンチャントとアーティファクトに人権が無くなる。
+《神秘の蛇/Mystic Snake》=呪文に人権が無くなる。
+《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》=非生物呪文に人権が無くなる。
+《叫び大口/Shriekmaw》=黒以外の生物の人権が無くなる。
+《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》=呪文の人権が無くなる&全てのパーマネントが手札に戻る。
+《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》=墓地のインスタント、ソーサリーを全て使える。(各種1枚まで)
+《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》=青の生物に人権が無くなる。
+《トリスケリオン/Triskelion》=ライフに人権が無くなる。
+《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》=無限パワー。
+《永遠の証人/Eternal Witness》=墓地の全てを手札に回収。
+《激情の共感者/Fierce Empath》=ライブラリーの6マナ以上生物を全てサーチ。
+各種クローン生物=コピーし放題。
そして忘れてはならないのが、
+《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》=ライブラリーのカードを全て墓地に落とせる。
無限マナは達成しても、そのマナの捌け口がなければ意味を為しません。
しかし、このコンボには統率者であるシディシを絡めることができるので、実質パーツが1枚少ないようなもの。
更に上に列挙したCIP生物は、《流浪のドレイク》がなくとも《狙い澄ましの航海士》との強烈なシナジーを見込めます。
・鏡狂の幻
《鏡狂の幻/Mirror-Mad Phantasm》+《影武者/Body Double》or《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
《鏡狂の幻》が墓地にある状態で、それをコピーした《影武者》、もしくは《壊死のウーズ》が《鏡狂の幻》の起動効果を起動すればライブラリーが全て墓地に落ちるというものです。
書いていて気付いたんですが、これ《壊死のウーズ》でも成立するんですね。知らなかった・・・。
デッキ修復手段はないので、タイミングに注意。
○その他追加したものや特定のカードについて。
・《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》
実は最近浮いているんじゃないかと思ったり思わなかったり。
この枠《フィンドホーン・エルフ》でいいんじゃないのかと思うが、肝心のエルフが手元にないので、入手できるまでは居座ってもらおう。
・《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
本更新からのお試し採用。他にもっと良いカードがあるような気もするが、青への嫌がらせも含めてぜひとも活躍してもらいたいところ。
・《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
でかぁい!説明不要!貴重なドローソースであり、おにぎりシュートのコストの底上げに貢献する1枚。
かつてはレガシーのリアニなどでぶいぶい言わせていたものの、グリセル・ブランドーとかいうやつにすっかり居場所を乗っ取られた別名ジョナサン・ジョースター。
しかし、憎っき彼奴の居場所はEDHにはない。
このカードの強みは相手のハンドを消し飛ばせること。ターンが回ってくれば簡単にコンボを決めることが可能。
他の法務官も採用したいのだが、如何せん枠が足りない。うーん、残念。
・《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
このデッキ第2のジェネラル。シディシの生成するトークンと相性ばっちり。
このカードのおかげで相手からのパンチを受けずに済むという、攻めと守り両方の要。
・《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》
このデッキの第3のジェネラルといってもいいほど。
特にドローソースと組み合わさった時のクソゲー感は半端ではない。
《催眠の宝珠》が加われば凄い勢いでライブラリーを削り、更にそこへ《イニストラードの魂》が組み合わされば毎ターン墓地を肥やしながら3枚以上生物を回収できてしまう。
このカード強いけどいい加減禁止にしても良い頃だと思うのですよ。
・《激情の共感者/Fierce Empath》
主にコンボパーツのサーチと《孔蹄のビヒモス》サーチ用。
役立つ場面は決して少なくないが、他のカードで良い気もしないでもない。
・《不可思議/Wonder》
「殴る」コンセプトを支える1枚。
攻めだけでなく、むしろ空からの攻撃を防ぐのに役立つ。
当初の予定では《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》と《不浄》との組み合わせで、アンブロッカーアタックフォーメーション(謎)の予定だったが、防御面でこちらに軍配があがり、結果《不可思議》のみ採用。
ここでも沼渡り(笑)である。
・《練達の生術師/Master Biomancer》
「殴る」コンセプトのための1枚。
シディシやそれが生成するトークンは素のままでは3/3、2/2と脆弱だがこのカードのおかげでサイズは5/5と4/4と殴るにも申し分ない数値に。
特に後述の《ケッシグの檻破り》との相性はすさまじく、4/4狼トークンが一斉に相手に襲いかかる。
・《賢いなりすまし/Clever Impersonator》
《邪悪な双子》(foil)くんはね、転校したんだよ・・・。
フォイルだったから使いたかったが、やはり性能には勝てなかったよ・・・。
スタンデッキから出張中。本当は《ファイレクシアの変形者》で十分だろうが《大渦の放浪者》の方に出張中なためこちらを試験的に採用。
変形者と違ってエンチャントやPWにもなりすませるのは魅力的だが、(3)(φ)の性能に及ぶかは未知数。
・・・うーん、書いていてやはり変形者のほうがいいような(ぁ
・《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers》
「殴り」を支える1枚。
これが殴り始める頃には、既に墓地には5~8枚の生物が落ちているはず。
エドリックと組み合わせて大量ドローが可能。
・《前駆ミミック/Progenitor Mimic》
少々重いが、毎ターントークンを生成する能力は破格。
多種多様なCIP生物がそのコピー先。
・《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》
何故今まで入れてなかった。
使ってみてわかったが、このデッキでの有用性は非常に高い。
《アガディームの墓所》からの大量の黒マナのつぎ込み先。
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
シディシを生かすために非生物呪文を減らしたい。
それなら、瞬唱も不要だろうということで採用していなかったものの、《ヨーグモスの意志》を採用することにしたので併せて投入。
・・・というのは建前で、本当はモダンで使う機会があるんじゃないかと思って入れていませんでした。
モダンで使う機会なんてなかった(涙
ということで改めて採用。
各種妨害、釣り竿の水増し用。
・《輪作/Crop Rotation》
1枚で有用な土地を増やしたので採用。
主なサーチ先は《アガディームの墓所》。
他には《ボジューカの沼》をサーチすることによりインスタントタイミングで墓地掃除が可能に。
《ガイアの揺籃の地》を入れない理由はないが、現状手が出せない・・・。
い、1枚だけ、1枚だけ・・・(影送り並感
・《中心部の防衛/Defense of the Heart》
「今、勝ちにいきます」
1枚で勝てちゃう素敵サーチカード。要するにやってくることは《歯と爪》。
ターンさえ回ってくれば勝てるカードなのだが、決まれば勝ちにいくことを宣言しているようなものなので決まることはめったにない。
むしろ相手の生物展開に対する牽制的な意味合いが強い。
《歯と爪》は双呪込みで9マナだが、こちらは4マナで序盤に置いても困らない。
対処されやすいカードだが、むしろ相手に対処させることにこそ意味のあるカード。
・《大あわての捜索/Frantic Search》
ドロー系の選択は意外と難しい。
《意外な授かりもの》、《囁く狂気》、《打開》、《禁忌の錬金術》など相性の良いカードはいくらでもあるが、あえてこれなのは
・インスタントであること
・フリースペルであること
・ルーターできること
の理由で採用。
何よりソーサリーは生物展開を優先したいために撃つ暇がない。
また、全部捨てて引き直したいと思う場面が意外と少なかった。
何故かといえば生物に枠を割いているため、相手への妨害手段が少ないためである。
そのため、その少ない妨害手段を切ってまで引きにいきたいとは思えなかった。
このカードならそのジレンマを克服してくれそうであるが、実践ではまだ撃ってないため使用感は不明。
・《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
別名「置きエドリック」。
エンチャントでアーティファクトでもあるという割られやすい。
こちらより《沿岸の海賊行為》の方が優れている気もするが、手元にプロモ版があったら、そりゃ使う。
使いたいカード使ったもん勝ち、性春なら。
・《壌土からの生命/Life from the Loam》
1枚の有用性が高い土地が増えたので採用。
サイクリングランドも入れたいような気がするが、タップインが多いと序盤の展開が遅くなるジレンマ。
・《催眠の宝珠/Mesmeric Orb》
アンタップ能力内臓カードとシディシの組み合わせで山札を全て削りきることが可能だが、相方が単体で弱すぎるのでコンボとしては不採用。
しかし、このカード自体の墓地肥やす速度には目を見張るものがあるので単体で残留。
地味に相手の各種チューターや《師範の占い独楽》に対する嫌がらせにもなる。
・《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
・《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《悟った達人、ナーセット》にすね当ては不要じゃないか?と思ってこちらに左遷。
しかしこのデッキでのすね当ては本当に強かった。シディシと檻破りとの相性は抜群。
これはブーツも必要ですわということでどちらも採用。
・《召喚の調べ/Chord of Calling》
何故今まで入れてなかったのか枠。
コンボパーツを探してくるのはもちろんのこと、マナがあれば各種CIPサーチでインスタント妨害呪文のように働くことを覚えておくと良いでしょう。
特に《神秘の蛇》が山札に残っていれば疑似カウンターとしても使えます。
非生物呪文で青マナが余っていれば《エレンドラ谷の大魔導師》でもOK。
○ここからはデッキから解雇したものに関して。
・《狂気の祭壇 / Altar of Dementia》
シディシとの相性は非常に良かったものの、「殴る」というコンセプトにそぐわなかったため削除。
・《概念泥棒》
《意外な授かりもの》系を抜いた&他のカードを試してみたいため。
これはまた戻すかもしれません。
・《虐殺のワーム》
他の方を参考にして入れてみたんですが、相手にコピられて&釣られてこちらの場が酷いことになりました。
相手に使われたとき自分に刺さりまくるので採用を見送り。
たぶんこれは戻ってこない。
○他に採用したいカード。
・《花を手入れする者/Bloom Tender》
大渦に出張しているため採用を見送っているが、このデッキでも安定してマナを供給してくれそうである。
・《白鳥の歌/Swan Song》、《秘儀の否定/Arcane Denial》
カウンターを入れるならこの2枚、あるいは青パクトくらいか。
・《楽園の拡散/Utopia Sprawl》、《肥沃な大地/Fertile Ground》
フリースペル系との相性を鑑みて。どれを削って枠を確保するかが課題。
・《無のロッド/Null Rod》
意図的にマナファクト系を削っているので、相手の妨害手段としてはありかなって。
べ、別にマナファクトが悉くナーセットにとられてるからじゃないんだからねっ!
・《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》
《アガディームの墓所》からもたらされる大量の黒マナを緑マナに変換する役目。
しかし、モダン需要のためか非常にお高い。いや、《ガイアの揺籃の地》とかと比べると安いんだけどさ。
モダマス2での再録に期待したい。
・《肉袋の匪賊》
厄介な呪禁持ち生物や単体での性能が高い生物を葬る用。
枠がないのとイラストアドが低い(何)ために採用を見送っているが、何かしらと入れ替える可能性は大。
・《墓穴までの契約》、《エレボスの指図》
理由は《肉袋の匪賊》と同様。
しかし、《狂気の祭壇》を抜いてしまったためにサクリ台がない現状では不要かなーと思います。上記を戻して枠を確保できるならあり。
ここらへんジェネラル自身がサクリ台になれるプローシュとの差を感じます。
・《エレボスの鞭》
使いまわせる釣り竿だが、釣ったらそれっきりハイサヨナラとなってしまうため、釣った先を使いまわす前提だと他の釣り竿に軍配があがる。
全体に絆魂付与は強力なのでこのデッキなら殴り合いに滅法強くなることは確か。
・《ゴルガリの使者の王、ジャラド》、《絶滅の王》
《絶望の王》を相手のライフにシュゥゥゥゥゥゥゥゥーッッ!!
超っ!エキサイティンッ!!
いかがでしたでしょうか。
またあとで追記するかもしれませんが、シディシに関しては現状こんなところです。
デッキ全体にシナジーがある感じはネクサルに近いといえるかもしれません。
いずれにせよ様々な勝ち手段を考えながら回すのが非常に楽しいデッキになりました。
勝率も高い。これはやっている環境のためでしょうが。
このデッキの弱点はなんといっても墓地対策。
ただし、墓地対策されたからといって全く勝てなくなるわけではないので、めげずに勝ちを目指しましょう。
《墓掘りの檻》、《地の封印》は墓地を追放しないのでまだ闘えますが、《安らかな眠り》はかなり厳しいと思います。
ただどんなデッキにも弱点はあると思います。
上に挙げた《無のロッド》で完全に沈黙するデッキもあるでしょう。
問題はそれらが出された瞬間全ての機能が停止してしまうところにあると思うのです。
さて、シディシに関してはこんなところですかね。
アクセス解析で見てみると、結構「シディシ EDH」で来てくれる方が多いので久々に本腰入れて書いてみました。
ま、途中で飽きている感じがばればれだけどね!
こんな感じですが、気が乗ったら他のデッキに関しても書いていきたいと思います。
・・・ん?ギセラ?ナンノコトカナー
恐らくこれが最終形になるんじゃないかな。
後は細かいところを入れ替えて遊ぶ感じになるんじゃないかなと思います。
それではリスト↓
【EDH】血の暴君、シディシ
クリーチャー:41
統率者:1
1:《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》
マナ加速:8
1:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
1:《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
1:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
1:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
1:《ティタニアの僧侶/Priest of Titania》
1:《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》
1:《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
1:《ウッド・エルフ/Wood Elves》
妨害:7
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1:《三角エイの捕食者/Trygon Predator》
1:《神秘の蛇/Mystic Snake》
1:《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
1:《叫び大口/Shriekmaw》
1:《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
1:《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
コンボ:8
1:《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
1:《ファイレクシアの貪り機/Phyrexian Devourer》
1:《トリスケリオン/Triskelion》
1:《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》
1:《流浪のドレイク/Peregrine Drake》
1:《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
1:《鏡狂の幻/Mirror-Mad Phantasm》
1:《影武者/Body Double》
ドロー:3
1:《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
1:《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
1:《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
他:14
1:《獣相のシャーマン/Fauna Shaman》
1:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1:《永遠の証人/Eternal Witness》
1:《激情の共感者/Fierce Empath》
1:《不可思議/Wonder》
1:《練達の生術師/Master Biomancer》
1:《賢いなりすまし/Clever Impersonator》
1:《ファイレクシアの発掘者/Phyrexian Delver》
1:《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》
1:《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers》
1:《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
1:《前駆ミミック/Progenitor Mimic》
1:《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》
1:《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》
呪文:27
妨害:3
1:《自然の要求/Nature’s Claim》
1:《喉首狙い/Go for the Throat》
1:《内にいる獣/Beast Within》
サーチ:6
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1:《輪作/Crop Rotation》
1:《召喚の調べ/Chord of Calling》
1:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
1:《生き埋め/Buried Alive》
1:《中心部の防衛/Defense of the Heart》
ドロー:3
1:《大あわての捜索/Frantic Search》
1:《嘘か真か/Fact or Fiction》
1:《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
釣り竿:8
1:《再活性/Reanimate》
1:《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》
1:《犠牲/Victimize》
1:《戦慄の復活/Dread Return》
1:《生ける屍/Living Death》
1:《動く死体/Animate Dead》
1:《死者のダンス/Dance of the Dead》
1:《ネクロマンシー/Necromancy》
ユーティリティ:7
1:《有毒の蘇生/Noxious Revival》
1:《壌土からの生命/Life from the Loam》
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1:《催眠の宝珠/Mesmeric Orb》
1:《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
1:《出産の殻/Birthing Pod》
土地:32
3:《島/Island》
4:《沼/Swamp》
4:《森/Forest》
1:《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
1:《森林の墓地/Woodland Cemetery》
1:《真鍮の都/City of Brass》
1:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1:《汚れた島/Tainted Isle》
1:《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《湿った墓/Watery Grave》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
1:《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
1:《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《草むした墓/Overgrown Tomb》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1:《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
TEAM Y’sでのリストはこちら。
http://teamys.net/top/deckall.php/EDH/1/787398/
前々から記載していますが、コンセプトは「殴りながらコンボを狙う」。
その為コンボに頼らずともそのまま殴り抜けることもしばしば。
シディシが登場する前のBUGカラーの統率者というと《擬態の原形質》がいました。
どちらも墓地に関することは類似していますが、前者は墓地を肥やすこと、後者は墓地にあるカードを利用することをより得意とする感じですね。
そこでシディシの能力を生かしつつ、《擬態の原形質》との差異化を図るには何がいいか、と考えたところで「コンボだけに特化させず、普通に怪獣大決戦も出来る」に決まりました。
(怪獣大決戦と言えるほど大型生物いないけど)
そのため、コンボへの依存度を下げつつ、普通にコンバットもこなす。
結果としてそのことがコンボを生かすことにも繋がっているかと思います。
コンボが勝ち筋だと相手からすればその1本の綱を潰せばいいだけなので、非常に対処しやすい。
しかし、通常戦闘でプレッシャーをかけてあげれば、相手はそれに対処せざるを得ません。
特に青系のデッキとやり合うと、空中戦(ここでの空中戦はいわゆるソーサリーやインスタントなどの応酬です)には滅法強いものの、地上での通常戦闘(生物同士の戦闘)にはからっきしというデッキも多いように感じます。
シディシの強みは積極的に地上戦を展開することで空中戦の間隙を作りだすことにあります。
相手が空中戦を得意とするならば、それに無理して付き合わず地上戦でライフを狙えばいいだけなので。
そんな地上戦を支えるカードがこれ、《孔蹄のビヒモス》。
これのおかげで地上戦を得意とする相手でも、その城壁を超えて相手のライフに乗り込んでいけます。
○搭載コンボについて。
・おにぎりシュート
《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》+《ファイレクシアの貪り機/Phyrexian Devourer》+《トリスケリオン/Triskelion》
言わずと知れたわかりやすいコンボです。
《生き埋め》からの釣り竿で簡単に成立。
初手に《吸血の教示者》と《生き埋め》or釣り竿カードがあれば再序盤にフィニッシュも可能です。
デッキの総マナコストは233。ライブラリーの残り枚数にもよりますが、十分他の3人のライフを消し飛ばせると思います。
このコンボの強みは、場には《壊死のウーズ》だけあればいいこと、そして何より一度コンボが成立すれば刹那でもない限り妨害されないという点にあります。
・ミケトリ
《トリスケリオン/Triskelion》+《不浄なる者、ミケウス/Mikaeus, the Unhallowed》
こちらもお馴染み、ミケウスが場にある状態でトリスケが1点どこかに射出、残り2点を自身に打ち込むことで不死が誘発、場に戻り1点射出・・・の繰り返しで全てのライフをゼロに出来ます。
おにぎりシュートがライブラリーの枚数次第では不確実であるのに対し、こちらは決まれば完全にゼロまで持っていきます。
ただし上記と違い、《トリスケリオン》の射出スタックに合わせて《不浄なる者、ミケウス》を除去されるだけで、簡単にループがストップします。
《犠牲》が撃てる状況でどちらも墓地に落ちていればすぐにコンボがスタートできます。
特に《トリスケリオン》は上記のおにぎりシュートのパーツでもあるので早めに墓地に落としておくといいでしょう。
逆にどちらもデッキにある場合では、《中心部の防衛》からコンボを始動できます。
このコンボは「2枚そろったので勝ちでいいですか」と簡単に言ってしまうのではなく、誰が除去を握っているか、誰が妨害をしてくるかというのを考えたうえで
「あいつから先に退場させるよ」「あいつのあのクリーチャーだけは始末するからそれまでは妨害すんなよ」くらいの政治力は出していきましょう。
・無限マナ&無限ブリンク
《流浪のドレイク/Peregrine Drake》+《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator》
2枚で無限マナと比較的分かりやすいコンボ。
分かりやすいため対処は非常に楽である。
しかし、この2枚の強みはこのコンボだけでなく、デッキのあらゆるカードとのシナジーが期待できることですね。
《流浪のドレイク》は《アガディームの墓所》と組み合わせることでマナを増やすことができ、《狙い澄ましの航海士》はデッキのあらゆるCIPクリーチャーを生かすことが出来ます。
なので無限マナコンボというよりも、「《狙い澄ましの航海士》と愉快な仲間達」って感じですね(ぇ
このデッキのCIPクリーチャーが上のコンボに絡むと以下のことが発生します。
+《ウッド・エルフ/Wood Elves》=ライブラリーの森を全て出せる。
+《再利用の賢者/Reclamation Sage》=エンチャントとアーティファクトに人権が無くなる。
+《神秘の蛇/Mystic Snake》=呪文に人権が無くなる。
+《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》=非生物呪文に人権が無くなる。
+《叫び大口/Shriekmaw》=黒以外の生物の人権が無くなる。
+《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》=呪文の人権が無くなる&全てのパーマネントが手札に戻る。
+《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》=墓地のインスタント、ソーサリーを全て使える。(各種1枚まで)
+《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》=青の生物に人権が無くなる。
+《トリスケリオン/Triskelion》=ライフに人権が無くなる。
+《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth》=無限パワー。
+《永遠の証人/Eternal Witness》=墓地の全てを手札に回収。
+《激情の共感者/Fierce Empath》=ライブラリーの6マナ以上生物を全てサーチ。
+各種クローン生物=コピーし放題。
そして忘れてはならないのが、
+《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》=ライブラリーのカードを全て墓地に落とせる。
無限マナは達成しても、そのマナの捌け口がなければ意味を為しません。
しかし、このコンボには統率者であるシディシを絡めることができるので、実質パーツが1枚少ないようなもの。
更に上に列挙したCIP生物は、《流浪のドレイク》がなくとも《狙い澄ましの航海士》との強烈なシナジーを見込めます。
・鏡狂の幻
《鏡狂の幻/Mirror-Mad Phantasm》+《影武者/Body Double》or《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
《鏡狂の幻》が墓地にある状態で、それをコピーした《影武者》、もしくは《壊死のウーズ》が《鏡狂の幻》の起動効果を起動すればライブラリーが全て墓地に落ちるというものです。
書いていて気付いたんですが、これ《壊死のウーズ》でも成立するんですね。知らなかった・・・。
デッキ修復手段はないので、タイミングに注意。
○その他追加したものや特定のカードについて。
・《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》
実は最近浮いているんじゃないかと思ったり思わなかったり。
この枠《フィンドホーン・エルフ》でいいんじゃないのかと思うが、肝心のエルフが手元にないので、入手できるまでは居座ってもらおう。
・《セファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress》
本更新からのお試し採用。他にもっと良いカードがあるような気もするが、青への嫌がらせも含めてぜひとも活躍してもらいたいところ。
・《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》
でかぁい!説明不要!貴重なドローソースであり、おにぎりシュートのコストの底上げに貢献する1枚。
かつてはレガシーのリアニなどでぶいぶい言わせていたものの、グリセル・ブランドーとかいうやつにすっかり居場所を乗っ取られた別名ジョナサン・ジョースター。
しかし、憎っき彼奴の居場所はEDHにはない。
このカードの強みは相手のハンドを消し飛ばせること。ターンが回ってくれば簡単にコンボを決めることが可能。
他の法務官も採用したいのだが、如何せん枠が足りない。うーん、残念。
・《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
このデッキ第2のジェネラル。シディシの生成するトークンと相性ばっちり。
このカードのおかげで相手からのパンチを受けずに済むという、攻めと守り両方の要。
・《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》
このデッキの第3のジェネラルといってもいいほど。
特にドローソースと組み合わさった時のクソゲー感は半端ではない。
《催眠の宝珠》が加われば凄い勢いでライブラリーを削り、更にそこへ《イニストラードの魂》が組み合わされば毎ターン墓地を肥やしながら3枚以上生物を回収できてしまう。
このカード強いけどいい加減禁止にしても良い頃だと思うのですよ。
・《激情の共感者/Fierce Empath》
主にコンボパーツのサーチと《孔蹄のビヒモス》サーチ用。
役立つ場面は決して少なくないが、他のカードで良い気もしないでもない。
・《不可思議/Wonder》
「殴る」コンセプトを支える1枚。
攻めだけでなく、むしろ空からの攻撃を防ぐのに役立つ。
当初の予定では《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》と《不浄》との組み合わせで、アンブロッカーアタックフォーメーション(謎)の予定だったが、防御面でこちらに軍配があがり、結果《不可思議》のみ採用。
ここでも沼渡り(笑)である。
・《練達の生術師/Master Biomancer》
「殴る」コンセプトのための1枚。
シディシやそれが生成するトークンは素のままでは3/3、2/2と脆弱だがこのカードのおかげでサイズは5/5と4/4と殴るにも申し分ない数値に。
特に後述の《ケッシグの檻破り》との相性はすさまじく、4/4狼トークンが一斉に相手に襲いかかる。
・《賢いなりすまし/Clever Impersonator》
《邪悪な双子》(foil)くんはね、転校したんだよ・・・。
フォイルだったから使いたかったが、やはり性能には勝てなかったよ・・・。
スタンデッキから出張中。本当は《ファイレクシアの変形者》で十分だろうが《大渦の放浪者》の方に出張中なためこちらを試験的に採用。
変形者と違ってエンチャントやPWにもなりすませるのは魅力的だが、(3)(φ)の性能に及ぶかは未知数。
・・・うーん、書いていてやはり変形者のほうがいいような(ぁ
・《ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers》
「殴り」を支える1枚。
これが殴り始める頃には、既に墓地には5~8枚の生物が落ちているはず。
エドリックと組み合わせて大量ドローが可能。
・《前駆ミミック/Progenitor Mimic》
少々重いが、毎ターントークンを生成する能力は破格。
多種多様なCIP生物がそのコピー先。
・《イニストラードの魂/Soul of Innistrad》
何故今まで入れてなかった。
使ってみてわかったが、このデッキでの有用性は非常に高い。
《アガディームの墓所》からの大量の黒マナのつぎ込み先。
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
シディシを生かすために非生物呪文を減らしたい。
それなら、瞬唱も不要だろうということで採用していなかったものの、《ヨーグモスの意志》を採用することにしたので併せて投入。
・・・というのは建前で、本当はモダンで使う機会があるんじゃないかと思って入れていませんでした。
モダンで使う機会なんてなかった(涙
ということで改めて採用。
各種妨害、釣り竿の水増し用。
・《輪作/Crop Rotation》
1枚で有用な土地を増やしたので採用。
主なサーチ先は《アガディームの墓所》。
他には《ボジューカの沼》をサーチすることによりインスタントタイミングで墓地掃除が可能に。
《ガイアの揺籃の地》を入れない理由はないが、現状手が出せない・・・。
い、1枚だけ、1枚だけ・・・(影送り並感
・《中心部の防衛/Defense of the Heart》
「今、勝ちにいきます」
1枚で勝てちゃう素敵サーチカード。要するにやってくることは《歯と爪》。
ターンさえ回ってくれば勝てるカードなのだが、決まれば勝ちにいくことを宣言しているようなものなので決まることはめったにない。
むしろ相手の生物展開に対する牽制的な意味合いが強い。
《歯と爪》は双呪込みで9マナだが、こちらは4マナで序盤に置いても困らない。
対処されやすいカードだが、むしろ相手に対処させることにこそ意味のあるカード。
・《大あわての捜索/Frantic Search》
ドロー系の選択は意外と難しい。
《意外な授かりもの》、《囁く狂気》、《打開》、《禁忌の錬金術》など相性の良いカードはいくらでもあるが、あえてこれなのは
・インスタントであること
・フリースペルであること
・ルーターできること
の理由で採用。
何よりソーサリーは生物展開を優先したいために撃つ暇がない。
また、全部捨てて引き直したいと思う場面が意外と少なかった。
何故かといえば生物に枠を割いているため、相手への妨害手段が少ないためである。
そのため、その少ない妨害手段を切ってまで引きにいきたいとは思えなかった。
このカードならそのジレンマを克服してくれそうであるが、実践ではまだ撃ってないため使用感は不明。
・《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
別名「置きエドリック」。
エンチャントでアーティファクトでもあるという割られやすい。
こちらより《沿岸の海賊行為》の方が優れている気もするが、手元にプロモ版があったら、そりゃ使う。
使いたいカード使ったもん勝ち、性春なら。
・《壌土からの生命/Life from the Loam》
1枚の有用性が高い土地が増えたので採用。
サイクリングランドも入れたいような気がするが、タップインが多いと序盤の展開が遅くなるジレンマ。
・《催眠の宝珠/Mesmeric Orb》
アンタップ能力内臓カードとシディシの組み合わせで山札を全て削りきることが可能だが、相方が単体で弱すぎるのでコンボとしては不採用。
しかし、このカード自体の墓地肥やす速度には目を見張るものがあるので単体で残留。
地味に相手の各種チューターや《師範の占い独楽》に対する嫌がらせにもなる。
・《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
・《速足のブーツ/Swiftfoot Boots》
《悟った達人、ナーセット》にすね当ては不要じゃないか?と思ってこちらに左遷。
しかしこのデッキでのすね当ては本当に強かった。シディシと檻破りとの相性は抜群。
これはブーツも必要ですわということでどちらも採用。
・《召喚の調べ/Chord of Calling》
何故今まで入れてなかったのか枠。
コンボパーツを探してくるのはもちろんのこと、マナがあれば各種CIPサーチでインスタント妨害呪文のように働くことを覚えておくと良いでしょう。
特に《神秘の蛇》が山札に残っていれば疑似カウンターとしても使えます。
非生物呪文で青マナが余っていれば《エレンドラ谷の大魔導師》でもOK。
○ここからはデッキから解雇したものに関して。
・《狂気の祭壇 / Altar of Dementia》
シディシとの相性は非常に良かったものの、「殴る」というコンセプトにそぐわなかったため削除。
・《概念泥棒》
《意外な授かりもの》系を抜いた&他のカードを試してみたいため。
これはまた戻すかもしれません。
・《虐殺のワーム》
他の方を参考にして入れてみたんですが、相手にコピられて&釣られてこちらの場が酷いことになりました。
相手に使われたとき自分に刺さりまくるので採用を見送り。
たぶんこれは戻ってこない。
○他に採用したいカード。
・《花を手入れする者/Bloom Tender》
大渦に出張しているため採用を見送っているが、このデッキでも安定してマナを供給してくれそうである。
・《白鳥の歌/Swan Song》、《秘儀の否定/Arcane Denial》
カウンターを入れるならこの2枚、あるいは青パクトくらいか。
・《楽園の拡散/Utopia Sprawl》、《肥沃な大地/Fertile Ground》
フリースペル系との相性を鑑みて。どれを削って枠を確保するかが課題。
・《無のロッド/Null Rod》
意図的にマナファクト系を削っているので、相手の妨害手段としてはありかなって。
べ、別にマナファクトが悉くナーセットにとられてるからじゃないんだからねっ!
・《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》
《アガディームの墓所》からもたらされる大量の黒マナを緑マナに変換する役目。
しかし、モダン需要のためか非常にお高い。いや、《ガイアの揺籃の地》とかと比べると安いんだけどさ。
モダマス2での再録に期待したい。
・《肉袋の匪賊》
厄介な呪禁持ち生物や単体での性能が高い生物を葬る用。
枠がないのとイラストアドが低い(何)ために採用を見送っているが、何かしらと入れ替える可能性は大。
・《墓穴までの契約》、《エレボスの指図》
理由は《肉袋の匪賊》と同様。
しかし、《狂気の祭壇》を抜いてしまったためにサクリ台がない現状では不要かなーと思います。上記を戻して枠を確保できるならあり。
ここらへんジェネラル自身がサクリ台になれるプローシュとの差を感じます。
・《エレボスの鞭》
使いまわせる釣り竿だが、釣ったらそれっきりハイサヨナラとなってしまうため、釣った先を使いまわす前提だと他の釣り竿に軍配があがる。
全体に絆魂付与は強力なのでこのデッキなら殴り合いに滅法強くなることは確か。
・《ゴルガリの使者の王、ジャラド》、《絶滅の王》
《絶望の王》を相手のライフにシュゥゥゥゥゥゥゥゥーッッ!!
超っ!エキサイティンッ!!
いかがでしたでしょうか。
またあとで追記するかもしれませんが、シディシに関しては現状こんなところです。
デッキ全体にシナジーがある感じはネクサルに近いといえるかもしれません。
いずれにせよ様々な勝ち手段を考えながら回すのが非常に楽しいデッキになりました。
勝率も高い。これはやっている環境のためでしょうが。
このデッキの弱点はなんといっても墓地対策。
ただし、墓地対策されたからといって全く勝てなくなるわけではないので、めげずに勝ちを目指しましょう。
《墓掘りの檻》、《地の封印》は墓地を追放しないのでまだ闘えますが、《安らかな眠り》はかなり厳しいと思います。
ただどんなデッキにも弱点はあると思います。
上に挙げた《無のロッド》で完全に沈黙するデッキもあるでしょう。
問題はそれらが出された瞬間全ての機能が停止してしまうところにあると思うのです。
さて、シディシに関してはこんなところですかね。
アクセス解析で見てみると、結構「シディシ EDH」で来てくれる方が多いので久々に本腰入れて書いてみました。
ま、途中で飽きている感じがばればれだけどね!
こんな感じですが、気が乗ったら他のデッキに関しても書いていきたいと思います。
・・・ん?ギセラ?ナンノコトカナー
コメント
EDHはハイランダーなので、リスト見ただけだとデッキ理解がしにくいのですが、こういう風にデッキ・カードの解説も添えてあると凄くありがたいです。
EDHについて色々書かれてるかっこかりさんにお褒めいただけるとは恐縮の限りですw
途中から力尽きてネタに走ってる感が否めませんが、またやる気があればあげていきたいですね。
問題はそのやる気が何時でもあるわけではないことかな。
大祖始とかエルドラージ突っ込んでおけば無限ゾンビですし
ついでに戦慄の復活で速攻持たせるクリーチャーを・・・あれこれドレッジだ