シディシのもう一つの可能性
シディシのもう一つの可能性
シディシのもう一つの可能性
唐突だが皆さんはこの動画を御存知だろうか。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm19169823

そう、 最近あまり見ないが 当時ものすごい電波デッキビルダーとして名を馳せたJK・MTGプレイヤー、追葉蘭ちゃんことバーランだにゃん。

昨日シディシの記事をあげた後、枕元で悶々としながらデッキを思案していたときのことです。
シディシにはまだまだ色々な可能性があるのではないか・・・。

EDHはハイランダーという基本土地以外はすべて1枚刺しで構築される。
そのため、例えば《市内操作》などのカードは、デッキ構築の際には始めからアウトオブ眼中なのである。
だがしかし、そのハイランダーという唯一性のルールを打ち壊すカードが存在する。
《執拗なネズミ》である。
しかし、《執拗なネズミ》をただ使うだけでは面白くない。
《執拗なネズミ》は統率者《骨齧り》で既に構築済みだからである。
じゃあどうするか。
そこで我らがアイドル、バーランにご教授願うのである。

・・・えー、前置きが長くなったけどそんなこんなで完成したのがこちら↓


アナザーシディシ~バーラン風味~

統率者:1
《血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant》

クリーチャー:51
1:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
1:《深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow》
1:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
1:《エルフの幻想家/Elvish Visionary》
1:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
38:《執拗なネズミ/Relentless Rats》
1:《激情の共感者/Fierce Empath》
1:《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
1:《永遠の証人/Eternal Witness》
1:《影武者/Body Double》
1:《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes》
1:《ラクァタス大使/Ambassador Laquatus》
1:《擬態の原形質/The Mimeoplasm》
1:《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》


呪文:18
1:《俗世の教示者/Worldly Tutor》
1:《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
1:《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1:《壌土からの生命/Life from the Loam》
1:《犠牲/Victimize》C14
1:《加工/Fabricate》
1:《意外な授かり物/Windfall》
1:《戦慄の復活/Dread Return》
1:《囁く狂気/Whispering Madness》
1:《踏み荒らし/Overrun》
1:《迫り来る復興/Creeping Renaissance》
1:《太陽の指輪/Sol Ring》
1:《催眠の宝珠/Mesmeric Orb》
1:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves》
1:《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》
1:《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith》
1:《織端の石/Thrumming Stone》
1:《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》

土地:30
4:《島/Island》
6:《沼/Swamp》
8:《森/Forest》
1:《湿った墓/Watery Grave》
1:《繁殖池/Breeding Pool》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1:《草むした墓/Overgrown Tomb》
1:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
1:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《アガディームの墓所/Crypt of Agadeem》
1:《地底の大河/Underground River》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》




バーランファンの方なら既に何をしたいか御理解いただけただろう。
《市内操作》と同じく、EDHには到底居場所なんぞないと思われていた《鐘楽のスフィンクス》を用いたデッキである。
このスフィンクスは手札の同名カードを2枚捨てることで4枚ドローできる。
そのための《執拗なネズミ》・・・
スフィンクス!ネズミ!ドロー! スフィンクス!ネズミ!ドロー!みたいな感じで・・・。

基本構造は《織端の石》と《執拗なネズミ》のコンボで、《鐘楽のスフィンクス》が出たらババ抜きを始める。
その後、《研究室の偏執狂》を場に出した上で自分の山札を引き切れば勝利、至ってシンプルである。

自分の山札を引き切るだけで物足りない方は、《妖精の女王、ウーナ》or《ラクァタスの大使》と《玄武岩のモノリス》+《ブライトハースの指輪》からの無限マナで相手の山札を切れさせることもできる。
また、《玄武岩のモノリス》は《催眠の宝珠》と《血の暴君、シディシ》との組み合わせで、自分の山札を全て墓地に落とすことが可能である。

以上のようなコンボに頼らずとも、波及4から繰り出される《執拗なネズミ》に《踏み荒らし》を撃つだけで対戦相手を葬ることもできるぞ!
何故《孔蹄のビヒモス》じゃなくて、《踏み荒らし》かというとそこはほら、バーランリスペクトって意味合いで。
ガラク・ザ・ドローエンジンもそういう意味合いで入れてます、はい。


EDHは1枚刺し、そのルールを逆手に取った(?)【アナザーシディシ~バーラン風味~】、いかがでしょうか。
このデッキの弱点をあげるとすれば《執拗なネズミ》を38枚集めることですかね(ぉ

まぁ、たまにはこんなアホみたいなデッキを考えることも面白い。
普段のEDHに飽きてしまったあなた、たまには趣向を変えてデッキを作ってみるのもいかがだろうか。
というか布団の中で何を考えているんだろう自分・・・。

ついでにTEAM Y’sでのリストはこちら。
http://teamys.net/top/deckall.php/EDH/1/835637/

真面目なシディシの解説はこちら。
http://kaniza83.diarynote.jp/201412151538255314/

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